神様を馬にして鞭打って、自分の行きたい所へ走らせて、
時々
餌をやるような信仰をしている者もいる。
しかし、教祖が教えた信仰はそんなものではない。
神様の馬になって、神様の
行きたい所(陽気づくめの世界)へ、
神様を乗せて行くのが我々の生き方だ。
これは牛込大教会の初期の信仰者
片山万太郎達が伝える、
東の初代会長・上原佐助氏の話である。
同じように「南無」と唱えているが、
神にすがる帰命頂礼(拝み祈祷)
の信仰は一見謙虚に見えるが、実際には、
神を馬車馬のように
使おうとしているだけである。
我々の信仰は、神の心になって、
自分の誠と行ないで、
世直しに生きる帰投身命(たすけ一条)
でなければならない。
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