〇八下り目


 適材適所の世界つくり、を 教えられ ている下りです。

 かんろだいつとめを理解した者が、それ に基づい て世界作りをやりなさい、世 界のふしんを しなさい という言い方をしています。
適材適所を教えられた下りです。

一ッ ひろいせいやくになかに
    いしもたちきもないかいな

二ッ ふしぎなふしんをするなれど
    たれにたのみはかけんでな

三ッ みなだんだんとせかいから
    よりきたことならでけてくる


ふしぎなふしんは、陽気づくめ 世界のふ しんのことです。
泣く者の一人もいない、一人残らず陽気ぐらし をする世 界をつくるために、自分自身が その土台となり、柱 になって 生きる生き方を教えられています。
人間の欲にとらわれない本当の生き 方、喜び を教えられています。

 一ッ 欲で固まり、生き地獄になって いるこの 世界を、たすけ合いの陽気づくめの 世界に立て替えるために、「石 も立ち木 も」土台石になり、柱 になる人 間はいないかと探しています。

 二ッ 陽気づくめ世界のふしんをす るのだけ れども、「誰に頼みはかけんでな」お 前やれと言うような ことは言 えないのです。

 陽気づくめの世界の建設というふしぎ なふしん は、自分の心の底からなるほどと、こ れが本当の生き方だと 思えると ころから出発しないと、本当のつとめが できない のだということです。

 三ッ かんろだいつとめの理を理解してな るほどと 思った人たちが集まってきたら、 ふしんはできる のだとい うことです。

四ッ よくのこころをうちわすれ
    とくとこころをさだめかけ


 自分のすべてを活かして陽気づくめのため に役立と うという者で世界づくりを するのだから、この仕事で一儲 けしよう とか、人を利用して儲けようという人間は 止めてく れ、よく考えてくれ ということです。

 自分が土台となり、梁になって 陽気づく めを支えるのです。
こういう仕事はいい加減な気持ち でやれる ものではないのです。

 人に誘われたからと言って、出 来るもの ではありません。

 「とくと」というのは、本当に心 の底から ということで、私は何のためにふしん の用材になるのか をしっか り自覚し、一人残らず喜ぶ 世界づくりのために、私 の生涯を かけるのだということを、しっ かり心に治めない といけな いと言われています。

五ッ いつまでみあわせいたるとも
    うちからするのやないほどに

六ッ むしょうやたらにせきこむな
    むねのうちよりしあんせよ


 あの人たちはこれをしなくてはいけ ないと判 っているのに、何故やらないの だというようなことは、 あまり考 えるな、考えてはい けないと いうことです。

 八下り目の「むしょうやたらに」のときに は、押さ えの手をしてから前に進む手振りです。

 六下り目の「むしょうやたらにねがいでる」 のときは 、そのまま勇みの手振りで前に 進み行く という形の違いがあります。

 内から周りの人に、これをしなければならない からしな さい、というような義務 を押し付け、抑圧するようなことは 内から言 ってはいけない。
皆の心が寄ってから自主的にやるように しなさい ということです。

 皆の心がどういう世界をつくろうかと分かって、 世直しし よう、自分の生き甲斐を味わうとい う心にな ってから、かかるのです。
だから内から言い出すのではない、という ことをお っしゃっています。

七ッ なにかこころがすんだなら
    はやくふしんにとりかかれ


 人間の本性、人間世界の真理が理解さ れ、人間 世界のつくり方が分かったら、矛 盾なく判断が出来る 心になっ たら、形のふしんにとりかかれ、 世界づくりにとり かかれと いうことです。

八ッ  山の中へといりこんで
    いしもたちきもみておいた

九ッ この木きろうかあのいしと
    おもえどかみのむねしだい


 世界だすけのための石や立ち木を山の中 (まだお 道を聞いていない人の中)に 求めているのです。

 そして心を見定めて、適材適所の世界づくり をやらせ るとおっしゃっています。

十ド このたびいちれつに
    すみきりましたがむねのうち


 真理に基づく方針と、矛盾のない実践する人 間を見定 めて、適材適所で働いたら、人 々の心は澄み切るのです。

 このおつとめの理を理解して、それを私の 人生にど う生かすかという、人間として の信仰を自覚したら、 目覚めた ら、すっきりと悩みなく 通れるのだと いうこと をおっしゃっているのです。


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